埼玉県中学校最終日 北中女子が準優勝で関東へ
30日に閉幕した埼玉県中学校ハンドボール総体で、三郷北中女子は戸塚西との決勝リーグ3戦目で24ー30と敗れたものの、2勝1敗で準優勝に輝き、昨年に続いて関東大会(8月8〜10日・神奈川県藤沢市)の出場権を獲得しました。
今大会の三郷北中は不安がいっぱいでした。主力5選手がケガで戦列を離れたことが最大の原因です。 中でもGKの高鹿選手は7月9日に不慮の交通事故に見舞われました。なんと高齢運転手による交差点での信号無視でした。それで大腿骨脱臼で全治6カ月という大ケガを負ったのです。 さらに昨年の全国小で日本一となり、支部大会でも活躍したミサハン出身のルーキーGK・竹井選手も大会直前のケガでユニフォームを着ることすらできませんでした。
しかし、ここで救世主が現れました。チーム内では第3キーパーの存在だった藤田選手が最大のピンチを救ったのです。 唯一、3年生の中で中学校から始めた選手でキャリア不足が心配されましたが「自分しかいない!」とゴールマウスを守り抜き、三郷北セブンの最後の砦となって奮戦。 さらに今大会のベストセブンに選ばれたキャプテン恩田とエース杉崎の両選手も、チームの先陣に立ってがんばり抜きました。
幸い同じ3年生でケガに苦しんでいた青山、伊田選手も決勝リーグ2戦目途中からコートに登場できるまで回復。8月8日からの関東大会では、今大会のピンチを乗り切ったメンバーに厚みと自信が加わりそうです。 狙うは2年連続の全国出場! 応援よろしくお願いします!