八潮フレスポカップも男女V!
4月1、2日に八潮市エイトアリーナで行われた「フレスポカップ」で三郷HC(ミサハン)が男女とも栄冠を獲得! 3月群馬で行われた「フレッシュカップ」に続くアベック優勝に今後の期待感が一段と高まりました。
まず1日の女子は予選リーグで豊里(茨城)に14-3、FUJISHO(埼玉)に25-2、市川(千葉)に13-5と快勝して決勝トーナメントに進出。 桜川(東京)との準決勝を22-2と圧勝すると、再び決勝で対戦した市川にも第1セットで5-0と好スタートを切り、第2セット13-4、そして最終セット19-7と危なげなく勝利し、堂々の優勝を飾りました。
昨年からのスーパーエース青野選手とパス、シュート力が光る新加入の高橋選手で強力な2枚看板を形成するとともに、キャリアが浅いながらも成長著しいポスト前田選手を加えた高い壁のディフェンス、そして今大会優秀選手に選ばれたGK栗田選手の活躍もあって初戦から相手を圧倒しました。
これで女子は、今年2月の「半村カップ」以降、新チームで臨んだ3大会すべてに優勝。14年連続の全国出場を狙う6月の県大会、そして夏の全国大会に向けて確かな手応えをつかみました。 悲願の日本一を達成した2年前に次ぐ「夢をもう一度!」の期待も高まる一方で、4年生以上のメンバーが8人と少数だけに、これから一緒に全国をめざす仲間を誘っていくことがチームの課題と言えそうです。
そして、男子も負けじとがんばりました。予選リーグで調布(東京)に17-4と圧勝したあと水海道(茨城)に9-0と完封勝ちして1位突破。 しかし、試合後の半村監督は「内容が悪すぎる。連続ミスを修正しようとする気持ちとか、(監督に)食らいついていこうという意地も見られない!」とおかんむり。
それでも奮起した決勝リーグ初戦で市川(千葉)相手に第1セット4-1と好スタートを切り、その後も機動力豊かな攻撃とGK三上選手のスケール豊かなキーピングがさえ渡って14-2の勝利で優勝に王手! 続く筑波学園(茨城)にも第1セットを7-1とエンジン全開、トータル17-4で文句なしの優勝を飾りました。
攻撃の起点となるエース塩畑選手(今大会優秀選手)を中心に、力強いロングを放った菅野選手や5年生の久保田選手らが果敢なスピード攻撃で得点に絡み、直前まで厳しい評価だった半村監督も「今までで一番いい内容。まあ75点というところかな」と、確かな成長ぶりに目を細めていました。
また、大会を通してコートサイドの熱い応援が選手たちを勇気づけたのは確か。保護者や現役選手に加えて卒業生も加わった一体感あふれる声援が今大会ナンバーワンだったことも特記すべきことでしょう。ますますの進撃が楽しみです!